苦役列車で芥川賞を受賞し、その後もTV等でよく見かけるのでご存知の方も多いでしょう。
最初見たとき、失礼ながら
えっ!この人本当に作家!?
って思いましたね。風体や言動などがそうは見えなかった…。
で、何だったか忘れましたが、文庫本を一冊読んで見ました。
面白すぎる!
次々買って、全作品読みました。
いつも、どうしようもない主人公の話で読み終わった後味も良くはない。
でも私小説だけあってリアルで共感できてなんとも切ない気分になる作品ばかり。
どこかこの人とはシンパシーというか同じ匂いを感じるなと思ったら、何と生まれ育った場所がかなり近い所。西村さんは小5で他の土地に引越してしまったようですが…。
子供の頃遊んだ場所、モロかぶりです。たぶん。